断熱リフォームは住みながら行なえる!?コストを抑えるコツをご紹介|断熱リフォームの匠

コラム

投稿日 2020.06.19 / 更新日 2022.03.01

断熱リフォーム

断熱リフォームは住みながら行なえる!?コストを抑えるコツをご紹介

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矢崎 拓也

環境省認定うちエコ診断士

大学卒業後、断熱にまつわる資格をいくつも取得し、自ら調査や補助金申請の手配、セルロースファイバーの施工から窓の取付まで行える業界でも異色の人物。「日本中の住宅性能の低さを解決したい!」と大きな夢を原動力に戸建住宅の断熱リフォームに取り組む。

こんにちは。《断熱リフォームの匠》の矢崎です。

「断熱リフォーム」と聞くと

とても大掛かりなリフォーム
費用や日数がかかるもの

 
といったイメージを抱いている方が多いように思えます。

しかし施工方法によっては断熱リフォームは「住みながら」、最小の費用と手間で行うことが可能です。

このページでは断熱リフォームの匠も取り扱っている「住みながら行える断熱リフォーム」について

  • 住みながらの断熱リフォームのメリット
  • 実際に断熱リフォームを行う際の流れ

 
についてご紹介していきます。

断熱リフォームを住みながら行える「非破壊工法」のメリット

住みながら行う断熱リフォームの基本的な考え方は「現在の床や天井を壊さずに行う」ことにあります(これを「非破壊工法」といいます)。

非破壊工法で断熱リフォームを行うことには

  • 費用を安く抑えることができる
  • 短期間の施工で済ませることができる
  • 工事中も問題なく生活することができる

 
などのメリットがあります。それぞれについてもう少し詳しくご紹介していきます。

費用を安く抑えることができる

非破壊工法では床を剥がす、天井を落とす、といった断熱リフォームに付随する工程を省略することができます。その分必要な費用を安く抑えることが可能です。例えば、50㎡程度の建物だと床を剥がしての断熱リフォームには150~200万円程の費用が必要になりますが、非破壊工法での断熱リフォームでは60万円程度の費用での施工が可能です。

短期間の施工で済ませることができる

工事に必要な工程が少なければその分施工にかかる期間も短くすることができます。通常の断熱リフォームでは一週間ほどの工期が必要になりますが、非破壊工法での断熱リフォームは床を剥がす、貼り直す、という作業がない分、最短1日でのでの完工ができます。

工事中も問題なく生活することができる

床を剥がしたり天井を落としての大掛かりな工事ではもちろんその家に住んでいる人も工事期間は1階全体や2階全体が使えなくなってしまう、という状況になります。

非破壊工法での施工であれば生活空間の外側からの工事になるので「家の中に入れなくなる」という制約を受けることはありません。ただし床下や小屋裏に進入するための「点検口」が存在する部屋やその周辺は工事中は使えなくなってしまうのでご了承ください(工期自体が短いので通常のリフォームに比べてあまり気にならないかと思います)。

断熱リフォームを住みながら行う際の流れ

床下の調査

住みながらの断熱リフォームは

  • 天井

 
といった部位で行うことが可能です。断熱リフォームの匠を例にそれぞれで実際にどのような流れで断熱リフォームを行うのかを見ていきましょう。

窓の断熱リフォームでは点検員が事前にお伺いして

  • 事前の調査でサイズ計測
  • その家のタイプにあった内窓の選択

を行ないます(調査・お見積りまでは無料で実施させていただいています)。

提出したお見積書に同意がいただけるようでしたら、商品の発注を行ないます。

その後工事員がお伺いして窓の取り付けを行います。取り付けには特に危険な道具を使用するわけではないので同じ空間にいていただいても問題なく施工を行うことができます。

床の断熱リフォームの場合もまずは点検員が床下の無料調査を実施して見積書を作成するところから始まります。

無料調査では床下に進入しての現在の断熱材の性能の調査に加え、

  • 配管の水漏れ
  • シロアリの被害

 

など、建物や断熱材に影響を与えてしまうような指摘事項があった場合には併せてご報告をさせていただいています。

《断熱リフォームの匠》の床断熱リフォームには繊維系の断熱材である「グラスウール」を使用していますが、同じ繊維系の断熱材である「セルローズファイバー」を使った施工を行うことも可能です。

実際の床断熱のリフォームは床下に進入しての作業になるため、床を剥がす必要はなく、普段どおり生活をしていただいて問題ありません(建物の1階におられると床下での作業音が気になる場合もあるかも知れませんがご了承ください)。

断熱リフォームに必要な作業期間は基本的には1日で完工することが可能ですが、建物が非常に大きかったり別の工事を並行して行うなどの場合は2日以上かかる場合もあります。

天井

天井の断熱リフォームも点検員が床下の無料調査を実施して見積書を作成するところから始まります。床下の調査と併せて実施することが可能なのでご希望の場合はご相談ください。

無料調査では小屋裏に進入しての現在の断熱材の性能の調査に加え、雨漏りの不具合が確認された場合はご報告させていただきます。

断熱リフォームの匠の天井断熱リフォームは繊維系の断熱材である「セルローズファイバー」を使用します。実際の工事では

  • 建物の外側に専用の撹拌機を設置
  • 撹拌機から吹き込み用のホースを小屋裏までつなげる
  • 小屋裏での吹込み作業を行う

 
という流れで行ないます。天井の断熱リフォームにかかる時間は床下と同様に基本的には1日で完工をすることが可能です。

さいごに

今回は断熱リフォームを自宅に住みながら、最短で実施する方法についてご紹介してきました。

「リフォームは大規模に行うもの」と言うイメージを持たれがちですが、不要な工程をカットして大きな負担をかけずに行うこともできます。

《断熱リフォームの匠》では、今回ご紹介した非破壊工法を用いて床下や小屋裏の断熱リフォームを実施しています。

こちらのページには私たちの断熱リフォームについて詳しく掲載しておりますので是非ご覧ください!。