どこまでできる?お家の断熱のDIY|断熱リフォームの匠
コラム
投稿日 2018.10.04 / 更新日 2025.02.22
断熱リフォーム
どこまでできる?お家の断熱のDIY

WRITER

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廣澤 健一郎
環境省認定うちエコ診断士

地方公務員を経て、テオリアハウスクリニックに入社。前職の経験から断熱に関する補助金の取り扱い業務に精通しており、これまでに国や地方自治体の補助金手続きを多数経験。 書類の作成だけではなく、自ら現場に出て調査・工事に携わるなど、断熱の実務経験も豊富で、これまでに点検訪問した住宅は1,500件を越える。
今回はDIYで行えるお家の断熱についてご紹介していきます。
断熱は難しいものと思われがちです。しかし断熱性能を上げることは意外とDIYで誰でも簡単にできることも多いです。
ぜひ参考にしてみてください。
お家の断熱をDIYで行う方法
まずは素材を準備
まずは断熱に使う素材を用意しましょう。
断熱を行えるのは本格的なグラスウールやポリスチレンフォームのような断熱材だけではありません。
熱の移動や伝達を減少させるものは全て断熱材であるといえますし、身近なものでもお手軽に断熱性能を上げることはできます。
例として、
- プチプチ (緩衝剤)
- カーペット(絨毯)
- 銀マット
- 新聞紙
などがあります。
窓の断熱
窓は夏・冬ともに熱の出入りがとても多い場所です。
窓の断熱性能を上げるために一手間かけるだけで、断熱性能が上がり冷暖房の効きが良くなります。
- 緩衝材
-
プチプチのように気泡の入った緩衝材を貼れば空気の層が断熱効果を発揮します。ちなみに新聞紙も見た目はとても薄いですが木の細かい繊維の集まりであることから断熱効果があります。ただ光が入ってこなくなってしまう事を考えると、夜だけ使い捨てのような感覚で使うのがいいのかも知れません。
遮熱フィルムには断熱効果はないものの、窓に貼り付けることで太陽光を跳ね返して暑さ対策の効果が見込めます。
プチプチはテープで直接窓に貼り付けなくても、霧吹きで微量の中性洗剤を混ぜた水を吹き付けて湿らせ貼り付けることができます。
ただし気泡やゴミが間に入ってしまわないように気をつけましょう。
- カーテン
-
意外と知られていませんが、カーテンには空気の流れを留めて断熱性能を改善する効果があります。既存のカーテンを厚手のカーテンや2重カーテンに変えるだけでも、建物の断熱性能は向上します。
空気が端から漏れないよう、丈が少し余る程度の長さがおすすめです。
カーテンの注意点として、夏は太陽光を室内に取り込んで逆に暑さの原因となることもあります。
すだれやサンシェードを室外に設置して日差し対策を忘れないようにしましょう。
床の断熱
床の断熱性能を上げることで冬場でも足元の冷たさを感じにくくなります。
DIYで床の断熱を行う方法としては、
- ラグやカーペット
- マット
などがあります。
- ラグやカーペット
-
ラグやカーペットには断熱効果があり、敷くだけでも元々のフローリングに比べ熱伝導率を大幅に小さくすることができます。カーテンと同様に厚手のものほど断熱効果が高くなります。 - マット
-
また、フローリングとカーペットの間にコルクマットやウレタンマットを敷けばさらに熱伝導率が下がるので、より暖かさを実感できるでしょう。
壁の断熱

- 壁紙の貼り付け
-
古い建物だと壁の内側を「気流」という風が真下から吹き上げ、冬の寒さの原因となっていることがよくあります。
壁の断熱性能を上げることで寒さを直接伝わりにくくすることができます。
簡単に壁の断熱を行う方法としてフェルト製のパネルやクッションタイプの壁紙があります。
これらの素材は断熱性能が高く、ピンやシールで貼り付けたりハサミやカッターで加工して壁に貼り付ければお手軽に断熱性能を高めることができます。
- 巾木の取り付け
-
壁とフローリングの取り合いには小さな隙間があります。この隙間から暖かい空気が逃げ出し、冷たい空気が入ってきています。そういった場所には市販の巾木を後付けすることで、隙間を塞いで部屋の中に冷たい空気が入ってくるのを防ぐことができます。
巾木は木材でできたものの他に塩化ビニールでできたソフトタイプのものもあり、比較的加工が簡単なのでおすすめです。
DIYでしっかりと隙間風をなくしたい人はぜひ挑戦してみてください。
まとめ
今回は、自宅の断熱をDIYで行う方法についてご紹介してきました。
少しの手間をかけるだけで部屋の居心地が大きく変わります。
ぜひできることから試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。